足立区でペアレント・メンター事業が始まりました。

2017年9月21日

私たちは足立区で ”ペアレント・メンター” という立場で活動しております。

この言葉を初めて耳にする方も多いかもしません。

日本では、10年ほど前に始まった「発達障がい」の領域の家族支援のひとつで、主に都道府県単位で実施され全国に広がりました。東京都では初めて足立区が取り組むことになり、市区町村での事業化は初めてのことです。

「発達障がい」という言葉はずいぶん知られてきましたが、誤解のない理解が広がるにはもう少し時間がかかりそうです。そのため、障がい特性のある子どもの養育者は、子育てに戸惑いながらも、思いを打ち明けられる「話し相手」が身近にみつからないことが少なくありません。

そこで今、同じような戸惑いを感じながら子育てしてきた経験者が集い、お話を聴かせていただいたり、経験をお伝えするといった場を作り、お役立ちする情報を集めて提供する、といった「ペアレント・メンター活動」を地域に根付かせていく仕組みを作り始めました。

障がい特性のある子の余暇活動や、その親の居場所などを区内で運営してきた複数のグループと、区内の療育機関より推薦いただいた養育者が集い、たくさんの機関や多くの専門家の方々にご指導いただきながら準備を進めて参りました。

2015年秋に開催された「日本ペアレント・メンター研究会」の養成講座(ベーシックコース)を13名受講したことを皮切りに、2016年度より足立区の事業としての「ペアレント・メンター」をスタートいたしました。

私たち自身、今でも様々な葛藤を秘めて養育に携わる、子育て当事者です。

子どもを持つその視点で共に学びながら、障害のある子の子育てが少しでも安心なものになるように、地域のみなさまと尽力して参りたいと思います。これからどうぞよろしくお願い申し上げます。

一般社団法人ねっとワーキング

代表理事 日笠よう子